涼宮ハルヒに憂鬱なＳＯＳ団

■　涼宮ハルヒの憂鬱


「ぶっとんだ作品」とのウワサを耳にしていたこの作品。
やっと全編を観ることができたが、うわさに違わず、ぶっとんでいた！

まずは、作品の確認から。


↓　ＷＩＫＩより　↓

エキセントリックな女子高校生のヒロイン、涼宮ハルヒが設立した学校非公式クラブSOS団のメンバーを中心に展開する、「ビミョーに非日常系学園ストーリー」。物語は、ごく普遍的な高校生活の緻密な描写と、荒唐無稽な展開を組み合わせた内容となっており、主人公である男子高校生キョンの視点から一人称形式で進行する。


「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」

高校入学早々、この突飛な自己紹介をした涼宮ハルヒ。美少女なのだが、その性格・言動は変人そのものであり、クラスの中で孤立していた。しかし、そんなハルヒに好奇心で話しかけた「ただの人間」である、キョンとだけは会話をするようになる。

ゴールデンウィークも過ぎたある日、校内に自分が楽しめる部活がないことを嘆いていたハルヒは、キョンの発言をきっかけに自分で新しい部活を作ることを思いつく。キョンを引き連れて文芸部部室を占領し、また唯一の文芸部員であった長門有希を巻き込み、メイド兼マスコットとして上級生の朝比奈みくるを「任意同行」と称し拉致。さらに5月という中途半端な時期に転校してきた古泉一樹（ハルヒ曰く「謎の転校生」）を加入させ、「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶこと」を目的とした新クラブ「SOS団」を発足させる。

↑　ここまで　↑






さて、ＳＯＳ団にむりやり加入されられた４人であったが、このうち３人は、それぞれ普通の人間ではないことがスグに発覚する。主人公のキョン以外はそれぞれ次のとおり。

　宇宙人　　長門有希　
　未来人　　朝比奈みくる
　超能力者　古泉一樹

実は「涼宮ハルヒ」は、３年前から神に匹敵する能力を有していた。３人はそれぞれの組織から、観察するように配属されたのであったが、ハルヒが偶然に強引に集めてしまったというわけだ。事態に影響を及ぼすキケンがあるので、３人はハルヒ本人ではなく、キョンに事情を説明する。初めは疑わしく思っていたキョンであったが、疑問を払拭する事実が次々と現実化していく。

かくて、この不思議な組織は、無自覚のハルキの暴走を止めるべく奮闘することになる。


登場人物にぶっ飛んでいるが、制限を取っ払ったかのごときストーリーがスゴイ。
とくに、夏休み最後の２週間が延々ループする（１５０００回以上！）ストーリーが大胆。なんと、毎話５回に渡って、同じ話しを展開させたしまったのだ。画像においての構図などは、変えているものの、セリフも展開もまるきり同じ。

「　おいおい　いつまで続けるんだ？　」

記憶を時間が初期化されるので、デジャブ感以外の記憶を誰も持たない（唯一、長門有希だけは全ての記憶を持つ）。まるきり同じにすることで、１５０００回のループの遠大さが見ている我々にも伝わった。ループが終わって心の底からほっとしたことを付け加えておこう。

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