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夜のヤッターマン そろそろ最終回? [アニメのこころ]

■ 夜のヤッターマン


 ↓ 「タツノコプロ」による概要 ↓

何が善で、何が悪なのか……!?
ドロンボー一味との長き戦いを制したヤッターマンだが、彼らが築いた王国ヤッター・キングダムは平和な楽園ではなかった!?
国は疲弊し、圧政に苦しむ人々!
そこに立ち上がったのは、かつてヤッターマンのライバルとして戦ったドロンボー一味の末裔で、ヤッターマンに恨みを抱くレパード。
“ドロンジョ”の後継者としてその名を受け継いだ彼女は新生ドロンボーを結成。憎きヤッターマンにデコピンするため、ヤッター・キングダムに乗り込む!!


画像 のヤッターマン


これは、なんとなく観ている(観てしまっている)作品。
   「どこが面白いんだ?」
そう自問自答しながらも、毎週欠かさず観ている。

今回の話では、ヤッターキングダムの本城に乗り込んだが、そこにいたのはなんと「どくろべぇ」だった。。。。という顛末。そろそろ作品の終わりが見えてきているので自分の中でまとめたいと思う。


主人公のドロンジョの中身”レパード”は9歳の女の子。
それを、ボヤッキー、トンズラの2名が支えているという構図。
3人とも、ドロンボー一家の末裔と言う設定だ。

画像 のヤッターマン


母親が病気で危篤状態になり、ヤッターキングダムへと助けを求めにいったが、むげに追い返された。その後、母親は亡くなる。

「平和の使者であるはずの、ヤッターマンがなんの援助もしてくれないとは!」
「デコピンでおしおきしなければ、腹の虫が治まらない!」

そんな経緯で、ヤッターマンに退治?に向かう話しだ。

ご先祖になぞらえて、名前を変えて、ドロンボー一家を名乗る。
最初、レパードは、2人を”さん”付けで呼んでいた。

3人とも、あまり本気ではない。世界を牛耳っているヤッターマンに対して、あまりにも無力。それが分かっているからだ。たどりつけるとも思ってない。戦いはするものの、結果はほどんど負けている。とくに、ゴロー将軍が現れてからは、全て敗退。


主人公なら勝てよ・・・負けるってなによ!
絵の質感が、マジっぽいのため、ギャグも笑いにくい。
しゃべるブタって何よ?
途中で一緒に行動してるガリナとアルエットって?


レパードは、いかにも9歳しく、まったく役に立たない。
敵から投げ飛ばされる
カンタンに捕まる
熱を出して寝込む
腹が空いて動けない
とっても愛くるしい

そんなわけで、ものすご~く、フラストレーションが溜ってくる作品なのだ。


くるくる変わるレパードの表情を見るためだけに、毎週観ている感じだ。




しかし忘れてはいけない。
ここは「ヤッターマン」の世界ということを

最近になってわかってきたのだが、ヤッターマンの世界では、ドロンボー一家はヤッターマンに勝利してはいけない。善戦はかまわない。だけども勝利はダメ。これはご先祖が活躍した昭和の時代から決まっていたことだ。主人公になっても、それは変わらないということみたいだ。

メカの爆発といっしょに吹き飛んで、自転車を漕いで逃げる。
それこそが、ドロンボーの正しい在様なのだ。

そういう視点でみれば、少しは意味が通ってくる。
悪役主役の彼らは、戦いで敗れはしても、なんらかの勝利をもたらしているからだ。



どくろべぇが登場したおかげで、ナゾが見えてきた。
予想するに、実は「ガリナ」がヤッターマン1号の本当の末裔ということになるのだろう。
じゃ、アルエットは2号?

大円団を期待しつつ、展開を待ちたい。



■ 残念ながらフギュアはまだ






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